高火力は正義

ポケモンバトルの記事を中心に書きます

【剣盾S14 ダブル】エスバミロ+単エースパッチラゴン【最終748位】

こんにちは。たなべと申します。今回は、シーズン14(2021年1月)の構築記事を書いていこうと思います。主にパッチラゴンの良さを伝えること、構築を作る・修正する際の反省をすることを目的に書いていこうと思います。

 

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構築の決定―エースパッチラゴンについて―

構築の軸を考える中で、環境に多いガラルファイヤーの対策を考えていました。特性ぎゃくじょうをもち、弱点保険を持つことも多いので、これまで一撃で落とせない場合はかいでんぱなどのデバフでごまかしていました。そんなガラルファイヤーをダイマックス込みでも一撃で落としたいと考え、パッチラゴンf:id:tnbpokemon:20200909095354p:plainをエースにすることを考えました。ちなみに、火力補正アイテムを持たないはりきりの攻撃特化(性格補正あり)パッチラゴンのダイサンダー(元技:でんげきくちばし)はH4振りガラルファイヤーに101.2~119.2%入ります。

環境を考えると、電気・ドラゴンの複合タイプは他のダイマエースと比較して優秀だと感じました。ダイジェットが半減なので、エースバーンPokémon-Icon 815.pngや原種サンダーPokémon-Icon 145.pngテッカグヤPokémon-Icon 797.pngボルトロスPokémon-Icon 642.pngなどとの打ち合いに強く、4倍弱点が無く耐久もそこそこ(H:90 B:90 D:70)あるので不意の一撃で落ちにくいのも魅力です。

さらに、コータスPokémon-Icon 324.pngフシギバナPokémon-Icon 003.pngポリゴン2Pokémon-Icon 233.pngという晴れトリルの並びに対しても、ダイサンダーによる眠り無効、ダイアースによる特防上昇で有利に立てると思いました(最後の反省で後述しますが、実際にはそれほど有利ではありませんでした)

エースとしての魅力として、環境に多く、行動順が早くて火力も高いレジエレキPokémon-Icon 894.pngの電気技やゴリランダーPokémon-Icon 812.pngの草技に耐性があることもパッチラゴンの良い点でした。

何より、自分は火力の高いポケモンを通す構築が好きなので特性はりきりで火力の高いパッチラゴンは自分の好みに合っていました。

 

パッチラゴンをエースとする上で大きな障害が、相手の地面タイプといかくです。ガオガエンf:id:tnbpokemon:20210202230316p:plainランドロスPokémon-Icon 645a.pngの使用率が非常に高いため、これらの対策のために特性かちき・まけんきのポケモンを採用しようと考えました。

かちき・まけんきポケモンを構築に入れる経験があまりなかったため、他の構築記事を調べると「タスキエースバーンPokémon-Icon 815.png+ソクノのみミロカロスPokémon-Icon 350.png」の並びを使っている方の記事を読みました。

【s12ダブル】エースバーンミロカロス - 紫のコウモリ

この構築記事の説明が詳細で分かりやすいため、ぜひ読んでいただきたいです(勝手に紹介して申し訳ありません)。

レジエレキを見ても初手に出しやすい(むしろ相手の並びによってはレジエレキに有利である)こともこの並びの良さだと思います。

ミロカロスは水技、氷技を使うことで相手のガオガエンランドロスガブリアスなどの処理が早いため、パッチラゴンの障害を倒すという点で構築に噛み合っていると考え、この並びを採用しました。

 

その他のポケモンとして、汎用的に優秀ないかくガオガエンPokémon-Icon 727.png、パッチラゴンの苦手な地面技、ドラゴン技をこのゆびとまれで吸えるトゲキッスPokémon-Icon 468.png、おいかぜで強力なS操作ができるエルフーンPokémon-Icon 547.pngを入れてパーティを完成させました。

パッチラゴンの通りの良さを信じた結果、ダイマ適正のあるポケモンがほぼパッチラゴンのみとなりました。自分は一匹のエースを通す構築を使うことが多いのですが、自分視点では優先して処理するポケモン、放置しても問題ないポケモンが分かりやすくて良いと感じています。もちろんプレイングの性格にも左右されることだと思いますが。

 

個体紹介

エースバーン@きあいのタスキ

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 特性:リベロ

努力値:A252 S252 B4(とびひざげりの反動を想定しHPは奇数)

性格:ようき(S↑ C↓)

実数値:155-168-96-×-95-188

 

エースバーンがタスキなのは強いのか?と半信半疑ではありましたが非常に強かったです。

技構成について、ダイマックスを切らないため、とびはねるは入りづらいことからかえんボール、とびひざげり、ふいうちはほぼ確定で良いと思います。参考にさせていただいた記事では4技目はダストシュートでしたが、命中不安が気になることと裏にパッチラゴンが控えることからカプ・レヒレへの打点はそれほど重要でないと考え、アイアンヘッドにしました。鋼タイプの耐性の優秀さ、砂嵐でもタスキが削れないことが良いポイントでした。エースバーンのダイマックスを警戒されることが多いので、エースバーンにダイジェットがくることが多いです。

参考記事ではタスキエースバーンの良さとして初手にねこだましが打たれづらいということが紹介されていましたが、ねこだましは実際はよく打たれたので、話が違うな?と思いながら対戦していました。やはり有名な並びを使うことは難しいです。

ダイマックス技でのS操作ができない型なので、エースバーンにダイマックスをきることはほとんどありませんでした。

 

ミロカロス@ソクノのみ

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 特性:かちき

努力値:H252 C252 B4

性格:ひかえめ(C↑ A↓)

実数値:202-×-100-167-145-101

 

技構成、持ち物が天才的に強かったです。通りの良い水技のだくりゅう、パッチラゴンの苦手なランドロスガブリアスを処理する氷技のふぶきは(当てれば)とても強かったです。ひかりのかべはあまり採用率が高い技ではないですが、ミロカロスの耐久があれば1ターンは耐えることが多いので使う頻度はそこそこ多く、便利でした。特殊耐久を上げることで相手の特殊ポケモンダイマックスターンを枯らすことがしやすくなります(相手が物理主体の場合はガオガエンのいかくで枯らすことが可能)。裏のパッチラゴンへの負担を減らすことができ、トリックルーム構築相手に打ってトリルターンを稼ぐこともできました。ミロカロスが落ちると裏に控える相手のいかくサイクルがやりやすくなってしまうため、場持ちを良くするまもるも必須だと感じました。じこさいせいが欲しいと思うことも多かったですが、削る技がなかったので上の4技で確定しました。構築によってはひかりのかべじこさいせいにするのも一つの手かもしれません。

ダイマックスはほぼパッチラゴンに切りますが、相手のパーティを見て水タイプの処理が遅そうな場合や、ドサイドンなどがいてどうしてもパッチラゴンが通しづらい場合はダイマを切ることもありました。ゴリランダーやカミツルギなどの草タイプがいる場合は、相手のダイマックスを考えるとミロカロスダイマックスは切りづらいですが、レジエレキなど電気タイプだけであればソクノで耐えるのでダイマックスを切りやすいです。かちきが発動したから切る・発動してないから切らないという動きではなく、相手の構築を見て切ることが重要だと思いました。

 

パッチラゴン@とつげきチョッキ

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 特性:はりきり

努力値:A252 S252 H4

性格:いじっぱり(A↑ C↓) (Sに補正をかけてもS+1で最速ドラパルトを抜けないためAに補正)

実数値:166-167-110-×-90-127

 

技構成は、タイプ一致メインウェポンのでんげきくちばしとドラゴンクロー、浮いていない鋼タイプへの打点となり、ダイアースで特殊耐久も上げられる10まんばりき、ダイジェットの媒体で、非ダイマ時に必中のつばめがえしで確定としました。ただ、パッチラゴンは素早さ1段階上昇でもレイスポスやドラパルトを抜けないので、威力が低い(つばめがえしベースでは威力110)ダイジェットはまもるでもいいかもしれません。実際にまもるがなく立ち回りが窮屈になってしまうこともありました。ただ、ウーラオスを削りつつウーラオスを抜くのに便利なので最終的に手放すことはありませんでした。

持ち物候補はとつげきチョッキ、いのちのたま、じゃくてんほけんでした。いのちのたまについては、基本選出のエースバーン・ミロカロスガオガエンで相手のダイマックスターンを枯らせることが多く、非ダイマポケモンを倒すのにいのちのたまは火力過剰だと考え、見送りました。パッチラゴンは耐久面も優秀なのに、たまダメージの蓄積によって耐久が下がることも気になりました。じゃくてんほけんは、ダイナックルを持たないパッチラゴンの火力を上げることができ、ガオガエンのいかくやミロカロスひかりのかべで弱点のダメージも軽減できるため魅力的でした。必要な場面として、ミロカロスで上手くいかくポケモンを処理できずに、パッチラゴンにいかくを入れられる場合がありましたが、味方殴りの手段に乏しいこと、ミロカロスひかりのかべは状況によっては貼らないことも多いことを考慮し、耐久面の安定を取ってとつげきチョッキを採用しました。

構築の中でほぼ単エースなこともあり、ほとんどの試合で選出し、ほぼパッチラゴンでダイマックスを切っていました。

 

ガオガエン@シュカのみ

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 特性:いかく

努力値:H252 A252 B4

性格:いじっぱり(A↑ C↓)

実数値:202-183-110-×-110-80


特性が強すぎる。ガオガエンの強さを今更書く気はありませんが、相手がかちきやまけんき以外のダイマックスエースの場合はほぼガオガエンでいかくを回してダイマックスターンを枯らしました。

持ち物のシュカのみは、サブウェポンとしてダイアースを持つ物理ポケモンが多かったため、耐えてすてぜりふでさらにデバフをかけ、またいかくを入れるというサイクルがしやすく良かったです。

技構成ですが、ゴリランダーなどへの打点となるフレアドライブ、いかくサイクルを回しやすいすてぜりふ、最後の詰めにも有用なねこだましはほぼ確定でしたが、悪技の通りが良いということはあまりなかったので、DDラリアットはおにびにして、いかくが効かないレジロックメタグロスに打てるようにした方が良いと感じました。まもるでもいいかもしれません。

努力値は、今回ガオガエンを使うのが初めてで、与ダメージ・被ダメージの感覚が分からなかったために様子見としてHAぶっぱでした。振り返って、Aが過剰なように感じたのと特殊耐久がもっと欲しいと思う場面が多かったため、もっと耐久に寄せて振る方がいいと感じました。今後耐久の振り方を勉強していきたいと思います。

 

トゲキッス@リリバのみ

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 特性:きょううん

努力値:H252 B196 D60(調整意図が分かりません。すみません)

性格:ずぶとい(B↑ A↓)

実数値:192-×-154-140-143-100

一番しっくりこなかった枠。パッチラゴンの弱点の地面技、ドラゴン技を無効にするこのゆびとまれ要員で、弱いはずがないと思いましたが、パッチラゴンと並べることが難しいと感じました。

基本選出がエスバ+ミロであり、裏にパッチラゴンとトゲキッスが控えていても、表の2体の場持ちが良く、同時に落ちることはほぼないため、片方ずつしか出せません。そして、パッチラゴンにまもる、ダイウォールがないため、パッチラゴンが守りながら片方を引いてトゲキッスを出すというプレイングができなかったことが大きな要因でした。

また、それなら表選出にパッチラゴンとトゲキッスを置けばいいと思いましたが、その2体を並べると、ミロカロスがいないため、ほぼ確実に相手の裏からいかくポケモンが出てきて、パッチラゴンが通しづらくなります。電気・ドラゴンのタイプは優秀ですがいかくを受けながら初手ダイマを切って押し切れるほどのパワーはありません。また、いかくが無かったとしても、自身で火力が上げられないため、序盤では入れ替えによるタイプ相性での受けが成り立ちやすいため、この2体は初手に出しづらく、トゲキッスの選出率は低かったです。レジエレキに即処理されるのも難しいポイントでした。

さらに、このパーティは物理アタッカーが多いため、フェアリータイプのトゲキッスが相手のダイスチルを誘ってしまい、相手の防御が上がってしまうことも問題でした。一方、基本選出のエースバーン、ミロカロスガオガエン、パッチラゴンはいずれも鋼技が半減で、ダイスチルを受けづらいパーティになっている点が良いと感じていたため、トゲキッスの選出率はさらに低くなりました。

このことに気づいたのが最終日前日で、パーティをあまりいじりたくなかったため、納得のいかないまま終わってしまったのは心残りでした。

過去の耐久振り個体を流用した結果、耐久調整の意図が分からなくなっています。

 

エルフーン@だっしゅつボタン

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特性:いたずらごころ

努力値:H252 S252 C4

性格:おくびょう(S↑ A↓) 

実数値:167-×-105-98-95-184

 

基本選出で処理が難しいギガスドガス構築や、ダイジェット+横のポケモンの攻撃などのビートダウン構築に対処できる枠として採用しました。選出の場合はエースバーンと並べることが多いです。ツンデツンデなども対処します。また、相手のポリゴン2サマヨールなどの耐久ポケモンの処理スピードが構築として遅いため、それらからしんかのきせきを取り上げる役割を持つこともありました。

パーティの一番上にいる理由は、エルフーン+エースバーンの並びを相手に意識させ、ガオガエンを初手で出させやすくするためです。(効果があったかは分かりません)

技については、全体技のマジカルシャイン、脱出ボタンおしつけだけでなく、じゃくてんほけんしんかのきせきの取り上げにも使えるすりかえ、S操作のおいかぜはほぼ確定でしたが、あまえるはガオガエンのいかくと役割が被りすぎているため、まもるやちょうはつなどのほうが良いと記事を書きながら感じています。

 

選出パターン・立ち回り

基本選出

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この選出が非常に多いです。エースバーンの単体技+ミロカロスの全体技で削りを入れます。物理相手がダイマックスするようならガオガエンも含めてサイクルを回し、特殊ならミロカロスひかりのかべを貼るルートもあります。かべもいかくもあるため、トリックルーム相手でもこの選出がしやすいです。

場が整ったらパッチラゴンを着地させダイマックスして、通していきます。前述したように、パッチラゴンが相手のダイマックスエースとの打ち合いにも強いため、エースバーンがすぐに落ちた場合はパッチラゴンで打ち合うこともあります。

 

選出パターン②

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エルフーンの項目で紹介したように、エースバーン+ミロカロスの並びで不利になりそうな並びが見えた場合に選出します。この場合でもエースバーンにダイマックスを切ることはほとんどありません。

また、ミロカロスが相手のパーティに刺さっていて、ミロカロスダイマックスも想定してミロカロスが初手で削れるのを嫌うときにもこの選出をします。

 

他の選出パターンもありますが、多いのが圧倒的に多いのが基本選出、次点で選出パターン②でした。

 

振り返り・反省点

ランクバトルで12連勝するなど、自分が使ってきた構築の中では一番使い勝手が良かったです。終盤になって相手の手持ちにパッチラゴンに有効打を持つポケモンがいなくなることも多く、パッチラゴンの通りの良さも感じることが多かったです。

 

反省としては、パーティとして、レジロックが非常に重く、終盤に多く当たってしまいながらも改善できなかったことが反省でした。また、当初有利と思われていたf:id:tnbpokemon:20210202225634p:plainf:id:tnbpokemon:20210202225538p:plainf:id:tnbpokemon:20210202225604p:plainの並びですが、一般的にランドロスf:id:tnbpokemon:20210202234550p:plainがパーティに一緒にいることが多くフシギバナミロカロスを手早く処理された後にランドロスのいかくを回されることが多かったです。ミロカロスを温存する立ち回りができていなかったことが反省でした。

また、やはり無理にパッチラゴンを通そうとした結果、不利になることもあったので、ダイマックスしやすいポケモンは2体いた方が柔軟に動きやすい時もあると感じました。

ポケモンの項目で不満に感じる点がありながらも、それらを改善できなかったことも反省点でした。こうしてシーズンが終わって構築記事を書きながら気づくこともありますが、シーズン中でも積極的にパーティを修正できるようになりたいと感じました。

 

 

 

 

 

 

【剣盾S9ダブル】イエルダー+バンドリドラパキッス【最終842位】

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はじめまして。たなべと申します。今回初めてポケモン剣盾ダブルバトルの構築記事を書かせていただきます。自分のメモという意味合いもありますが、皆さんにアギルダーというポケモンのことを知っていただけたら嬉しいです。

 

 

1. 構築のスタート ―アギルダーとイエッサンの出会い―

 新たな構築を作るきっかけとして目をつけたのはアギルダーPokémon-Icon 617.png(種族値:80-70-40-100-60-145)でした。むし単タイプで素早さととくこうが高いアタッカータイプのポケモンで、素早さ種族値145はあのドラパルト(素早さ種族値142)を抜いて剣盾トップクラス。さらに隠れ特性のかるわざが発動すると素早さが2倍になる超高速ポケモンです。

 

 目をひいたのは素早さだけでなくその覚える技です。アギルダーの覚える技を見ていくと優秀な技を多く覚えることがわかりました。あくび、むしのていこう、アシッドボムなどです。

 

 あくびは相手のダイマックスポケモンに打てればねむりか交代の2択を迫り、どちらにせよ3ターンしかないダイマックスターンを無駄にさせることができます。ダイマックスというゲームシステムの中では非常に強力な技です。

 むしのていこうは威力50の相手全体へのむし特殊技で、100%の確率で相手のとくこうを下げます。相手の特殊ダイマックスエースに打つことができれば、相手のダイマックスポケモンを弱体化させ、優位に立つことができます。命中95のバークアウトよりも命中が高い点が優れていると言えるでしょう。

 アシッドボムは威力40の単体攻撃のどく特殊技で、100%の確率で相手のとくぼうを2段階下げます。うそなきに近いですが、うそなきと異なり攻撃技なので、相手ポケモンきあいのタスキを潰すことができます。さらに、うそなきは補助技のためちょうはつを受けると打つことができなくなり、また、特性いたずらごころポケモンが使うとあくタイプのポケモンには効きません。一方アシッドボムはちょうはつを受けても打つことができ、あくタイプのポケモンにも有効です(もちろんはがねタイプのポケモンには効果が無いので一長一短ですが)。

 これらの技を踏まえ、アギルダーは先発で相手のダイマックスポケモンを弱体化させたり、相手の場を荒らしたりすることができるポケモンなのではないかと感じました。そこで、アギルダーの相方として有用なポケモンを探すことにしました。

 

 これまでの考察から、アギルダーの相方に求められることは以下の内容です。

アギルダーのかるわざを発動させたいため、シードアイテムを持たせたアギルダーのためにフィールドを展開できる。

アギルダーがアシッドボムで相手のとくぼうを下げることと噛み合うよう、特殊型のポケモン

アギルダー自体には圧力がないため、単体で高火力で相手に負荷をかけられる。全体技があるとなおよい。

アギルダーがどんなに速くてもねこだましで止まってしまうため、サイコフィールドを貼ることができると完璧。

 

そんな都合のいいポケモンがいるわけ......

 

 

 

 

 Normal Sprite

いました。というわけでイエッサン♂f:id:tnbpokemon:20200907162139p:plainを相方として採用し、イエッサン+アギルダー、略してイエルダー構築がスタートしました。

 

 イエッサンは先ほどの4つの条件を満たしているとても都合のよすぎるポケモンです。特性のサイコメーカーでサイコフィールドを貼ることでアギルダーのサイコシードを発動でき、ねこだましも防ぐことができます。

 鎧の孤島解禁で習得したワイドフォースは威力80の単体攻撃のエスパー特殊技で、サイコフィールドがあれば威力が1.5倍になり、相手全体への攻撃になります。さらにフィールド補正で威力が1.3倍になる高火力技です。アシッドボムを重ねるとかなりの高火力がだせるため、アギルダーとの相性がとても良いです。アギルダーのために生まれてきたポケモンといっても過言ではないのではないでしょうか(過言です)

 イエッサン+アギルダーという先発が固まったため、残りの取り巻き4匹を決めていくことにしました。

 

2. パーティの決定

 先発が決まったので裏のエースとなるポケモンを決めていきました。まず、アシッドボムとの相性から特殊型の強力なダイマックスポケモンが欲しいと感じました。ダイジェットで素早さを上げながら相手を攻撃してほしいため、ピントレンズきょううんトゲキッスf:id:tnbpokemon:20200907164045p:plainをまず採用しました。

 

 このパーティはアギルダーは断トツで早いですが、先発でダイマックスをせず、素早さ操作もあまりありません。そこで相手の先発ポケモンにダイジェットされたりおいかぜされたりするとトゲキッスのダイジェットでは素早さを追い付くことができなくなります。そこで、ようりょくそやすなかきなど、天候で素早さが2倍になるポケモン+特性での天候始動ポケモンを採用することでそれらに対処しようと考えました。様々な候補がいましたが、先発にアギルダーを採用していてパーティパワーに不安があったため、天候始動ポケモンにもパワーが欲しいと考え、すなおこしバンギラスf:id:tnbpokemon:20200907164241p:plainとすなかきドリュウズf:id:tnbpokemon:20200907164151p:plainを採用しました。

 

 最後の一枠ですが、ここまでアーマーガアやナットレイなどのはがねタイプ、アシレーヌなどの水タイプへの打点が少ないため、ほのお・でんき技を使えるポケモンを入れたいと思いました。前述のようにこのパーティには素早さ操作が少ないため、元の素早さが高いポケモンが欲しいと思い、特殊ドラパルトf:id:tnbpokemon:20200907163814p:plainを採用しました。特殊型にすることでアギルダーのアシッドボムとの噛み合いも良くなりました。

 

3. 個体紹介

イエッサン♂@こだわりメガネ

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特性:サイコメイカ

種族値:60-65-55-105-95-95

努力値:C252 S252 H4

性格:おくびょう(すばやさ↑ こうげき↓)

実数値:136-×-75-157-115-161

技:ワイドフォース/トライアタック/マジカルシャイン/マジカルフレイム

 

アギルダーの最高の相棒。メガネワイドフォースの高火力がクセになります。

当初は準速でとくこうに補正をかけていましたが、耐久がほとんどなく、こだわりメガネによって守るがないためとにかく相手に殴られる前に一撃入れることが重要なので、最速で育成しました。すばやさに上昇補正をかけていない相手の素早さ種族値90代後半のアタッカーに一撃を入れられることが多く、最速にしてよかった場面が多かったです。

 メガネワイドフォースは強力ですが、アギルダーのアシッドボムによるとくぼう2段階ダウンが入るとすさまじい威力になります。HB特化しんかのきせきサマヨールf:id:tnbpokemon:20200907170955p:plainに93.8~110.8%、H252きせきポリゴン2f:id:tnbpokemon:20200907171124p:plainにも94.2~111.4%入る(どちらもとくぼう2段階ダウン)ため、アシッドボムのダメージ込みでほぼ落とせます。これらのポケモンこのゆびとまれ+トリックルームの並びでよく使われますが、イエッサンのワイドフォースを警戒され、このゆびとまれを使われることはほとんどありませんでした。

 

 もちろんサマヨールなどはとくぼうに厚く振る個体も多く、その場合は落とせなくなります。とくこうに補正をかければとくぼうが厚いサマヨールも落とせる確率が上がるので、その点では性格補正は悩ましいところです。

 

 当初イエッサンは♀を使っていたのですが、このゆびとまれをしたい場面がないことなどから♂に変更しました。ただ、何よりイエッサン♂を採用した重要なポイントは♀では覚えないトライアタックを覚えること。これにより、アシッドボム+トライアタック集中で相手の先発のガオガエンPokémon-Icon 727.pngを倒すことができます。

 

 なぜガオガエンなのかというと、こちらのイエッサン、バンドリをみてガオガエンはかなり先発で出されやすく、すてぜりふで裏に戻られると、試合後半にこちらの裏エースのドリュウズバンギラスにいかくを入れられ、後々かなり不利になります。そのため先発のガオガエンをなんとしても落とせるよう、トライアタックを覚える♂を採用しました。

 

 ガオガエンはまもるの採用率が低いためこの初ターンの集中が裏目にでることがほとんどありませんでした。ガオガエンの隣がワイドフォースを警戒してまもることも多く、一方的にアドバンテージをとることも多かったです。

 耐久がないためきあいのタスキを持たせたいと思うこともありましたが、こだわりメガネがないとガオガエンサマヨールポリゴン2を倒せないため、メガネが一番良いと思いました。

 

アギルダー@サイコシード

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特性:かるわざ

種族値:80-70-40-100-60-145

努力値:C252 S252 H4

性格:おくびょう(すばやさ↑こうげき↓)

実数値:156-×-60-152-80-216

技:あくび/アシッドボム/マッドショット/むしのていこう

 環境最速といえるポケモン。かるわざが発動するとすばやさ実数値は432となり、天候で素早さが上がるポケモンより速いのはもちろん、じょうききかんセキタンザンやおいかぜ下のエースバーンなどよりも速くなります。イエッサンのサイコフィールドで先制技を防げばほぼ必ず仕事ができるポケモンです。

 

 見ての通り耐久がペラペラですが、サイコシードのとくぼうアップとむしのていこうでの相手のとくぼうダウンが合わさると、特殊攻撃は弱点でも1発耐えることが多いです。ちなみに物理耐久は、A特化のドリュウズのダブルダメージいわなだれが92.3~108.9%入るほどの柔らかさです。

 

 技について、3つは先ほど説明しましたが、マッドショットも非常に有用な技でした。エースバーンやウーラオスなど、イエッサンより速いポケモンにマッドショットを打ってすばやさを下げ、イエッサンが上を取って殴るという動きができたのがとてもよかったです。

 

 技で検討余地があるのがあくびです。あくびは前述したようにダイマックス環境では強い技ですが、相手がラムのみ持ちだったり、ダイサンダー・ダイフェアリーを持っていたりするとこちらが一手損することになります。特にアギルダーがあくびをするのは、まだ相手の持ち物が分からない1ターン目が多く、かなりリスキーな動きのように感じました。実際あくびをした相手がラムのみ持ちでそのまま負けるという試合もあったので、ランクバトルのようなBO1ではなく、BO3に向いている技であるように感じました。

 

 むしのていこうで相手の特殊アタッカーが弱体化するので、相手が特殊ポケモンダイマックスを切るとかなりこちらの優位に試合を進めることができました。ただ、こちらがとくこうを下げてるのに急所でとくこうランクダウンを無視してくるきょううんトゲキッスは許せません。ピントレンズを持たせて1/2の運ゲーに持ち込むのはもはや犯罪。

 

トゲキッス@ピントレンズ

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特性:きょううん

種族値:85-50-95-120-115-80

努力値:C252 S252 H4

性格:おくびょう(すばやさ↑こうげき↓)

実数値:161-×-115-172-135-145

技:エアスラッシュ/マジカルシャイン/このゆびとまれ/まもる

 相手がトゲキッスを使ってくるのは許せませんが、自分で使うととても気持ち良かったです。急所でイージーウィンする試合も多く、アシッドボムと重ねればダイマックスポケモン相手でも大ダメージを与えられるのでアギルダーとのシナジーがありました。

 

 ダイジェットを打つと隣の素早さを上げるので、ダイジェットを打てるポケモンは速い方が嬉しいと考えていることから最速にしています。

 

 完全にアタッカーの努力値配分ですが、このパーティは他にもエースがいるため、サポートにも回れるようにこのゆびとまれを持たせました。ただ、実際に試合をしていて、ダイマックスしたときにはがねタイプへの打点がないことが気になること、前述したように先発2体で序盤に相手を弱体化させるなど場を荒らし、裏の2体で打開することが多いためサポートに回る余裕がないことが多かったことなどからこのゆびとまれはねっぷうなどのほのお技の方が良いかもしれません。

 

ドラパルト@いのちのたま

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特性:クリアボディ

種族値:88-120-75-100-75-142

努力値:C252 S252 H4

性格:おくびょう(すばやさ↑こうげき↓)

実数値:164-×-95-152-95-213

技:りゅうせいぐん/シャドーボール/かえんほうしゃ/10まんボルト

 パーティの第2の特殊アタッカー。物理型よりも火力は劣りますが、アシッドボムとの相性がよく、いのちのたまを持たせたこともあり火力には特に不満がありませんでした。

 

 物理型はゴーストダイブそらをとぶなどの1ターンラグのある技が多いため、ダイマックスしないと運用しづらいですが、特殊型はダイマックスを切らずに安定した打点が出せるのも良かったです。ダイマックスを他のポケモンに譲ることも多いのでほのお技、でんき技は命中安定のかえんほうしゃ10まんボルトを採用しています。

 

 構築的にほのお技もでんき技も必要だったためまもるを持っていませんが、まもるがあれば勝てるという試合も多々あったのでりゅうせいぐんシャドーボールの枠をまもるにするのもアリだと思います。

 

 構築としてスカーフウオノラゴンがやや重めなので、スカーフウオノラゴンの上を取れるよう最速で育成しました。とくこうに補正をかける時よりも火力を削ぐことにはなりますが、技範囲の広さから効果抜群の技をうつことが多いこと、初手である程度イエッサンで荒らすことができれば相手のポケモンが削れていることも多いことから、最速であることにあまり不満はありませんでした。

 

バンギラス@じゃくてんほけん

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特性:すなおこし

種族値:100-134-110-95-100-61

努力値:H252 A180 S76 (Hぶっぱ、S:最速モロバレル抜き、残りA)

性格:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)

実数値:207-194-130-×-120-91

技:いわなだれ/うっぷんばらし/ばかぢから/まもる

 パワーの高い天候始動ポケモンドリュウズと一緒に選出することが基本ですが、相手に刺さっていればドリュウズなしでも積極的に選出しました。ダイマックスを切ることも多かったです。相手のパーティにウーラオスがいる時はほぼ確実に選出されるのでそれを読んである程度刺さっていても出さないことがありました。

 

 ばかぢからはこのパーティ唯一のかくとう技なので、相手にバンギラスがいる時は積極的に選出することが多かったです。

 

 パーティに全体技でじゃくてんほけんを叩けるポケモンはいませんが、アギルダーのむしのていこうで弱体化した相手の特殊ダイストリーム、ダイソウゲンが飛んでくることも多く、じゃくてんほけんの起動と噛み合っていました。

 

ドリュウズ@きあいのタスキ

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特性:すなかき

種族値:110-135-60-50-65-88

努力値:A252 S252 H4

性格:ようき(すばやさ↑とくこう↓)

実数値:185-187-80-×-85-154

技:アイアンヘッド/10まんばりき/つるぎのまい/まもる

 

 パワーのある天候ポケモン。持ち物はきあいのタスキですが、ダイスチル、ダイアースの追加効果が優秀なためダイマックスすることも多かったです。天候がなくても強いので必ずしもバンギラスと同時に選出するとは限りませんでした。アギルダーのあくびが通りづらいパッチラゴンPokémon-Icon 880.pngに強いこともドリュウズの採用理由の一つです。

 

 当初は先発にトゲキッス+ドリュウズで選出してつるぎのまいをする展開を考えてつるぎのまいを採用しましたが、先発がイエッサン♂+アギルダーで固定されていたため、使うことは少なかったです。このパーティは浮いているポケモンが少なく、グラスフィールドを貼るゴリランダーPokémon-Icon 812.pngが環境に多いことから、じしんでなく10まんばりきを採用しています(グラスフィールド下ではじしんの威力は半減)。しかし、全体技がなくて負けるという試合もあったので、つるぎのまいをじしんに変えても良かったと思います。また、ドリュウズを選出してバンギラスは選出しないというときのために、いわなだれを採用してダイロックを打って自ら砂嵐状態にできるようにしても良かったと思います。

 

 このパーティは相手のバンギラスドリュウズドリュウズで対処しなければならないため、ミラーに強くなるよう、すなかきでも最速で採用しています。前述のようにバンギラスを同時に選出しないことがあるという点においても、砂嵐状態でなくても速いことは重要でした。

 

 

4.選出・立ち回り

基本選出

先発 Pokémon-Icon 876.pngPokémon-Icon 617.png

後発 相手のパーティに通りの良い2体

 

この選出しかしません

 

かるわざが発動し、サイコフィールドにいるアギルダーは、相手のおいかぜ、天候加速、かがくへんかガスなどほぼほぼ全てのギミックでも先手を取られることがないので先発はこの2体で確定です。トリックルーム軸相手でも変えません。

ゴリランダーのグラスフィールドへの塗り替え+ねこだましが厳しいですが、このパーティ相手にはゴリランダーは先発に出てくることが少ない(バンドリを処理するために後発に控えることが多い)ので、後投げされることを考慮しながらワイドフォースの相手を選ぶプレイングになります。

 

こちらのイエッサンを警戒して初ターンで速やかにイエッサンを処理されることが多いため、後発2体の選出が非常に重要です。極論、後発2匹で相手を全員倒せる選出をすることが目標です(現実的には難しいですが)。少なくとも相手のエースポケモンやエースの並びに勝てるポケモンを選びます。2匹で6匹に対処するのは難しいですが、想像以上にトゲキッス、ドラパルト、バンギラスドリュウズの対応範囲が広いので、選出に困ることはそれほど多くありませんでした。

 

主な立ち回り

大雑把なくくりですが、特殊エース相手にはむしのていこう+ワイドフォースで弱体化させ、削りを入れます。弱体化させたあと、こちらの後発ダイマックスポケモンで巻き返します。このくくりにしているのは、特殊エース相手にはアギルダーのむしのていこうがめっぽう強かったからです。特に流行していたフシギバナ+コータスの並びにめっぽう強かったため、フシギバナ+コータス相手にはほとんど負けることが無かったです。トゲキッスは急所でとくこうランクダウンを無視してくるので、この動きはしません。

相手がトリックルーム軸でも、イエッサン♀Pokémon-Icon 876a StSd.png+ブリムオンPokémon-Icon 858.pngなどの並びには同じ動きをします。相手のイエッサンとブリムオンを弱体化させてあいてのトリックルームターンを枯らします。こちらの先発のイエッサン♂を見てトリックルームふういんを警戒した動きをされることも少なくなく、その場合には相手にトリックルームをさせないまま倒すこともありました。

 イエッサンより速い相手にはマッドショット+ワイドフォースでイエッサンが上を取り、削りを入れます。イエッサンより遅い相手にはアシッドボム+ワイドフォースで大きく削ります。どちらにせよ裏の2匹の通りを良くするために弱体化させることが目的なので、最終的に裏のダイマックスで処理できるように有利なポケモンを裏におきます。

  アシッドボムとワイドフォースをトリックルーム役に集中します。前述のようにワイドフォースを警戒されてこのゆびとまれをされないことが多かったので、ワイドフォースで倒し切ることが多かったです。相手がこのゆびとまれをした場合や、トリックルーム要員を倒し切れなかった場合はトリックルームが通ってしまうので、裏のポケモンでまもるを使いながらトリックルームターンを稼ぎます。体感ではトリックルームを貼らせなかったバトルがとても多かったです。アギルダーのアシッドボムを知られていたら不利になる可能性があります。

  • ドラパルト、おいかぜ+物理エース Pokémon-Icon 887.png Pokémon-Icon 547.png+Pokémon-Icon 815.pngorf:id:tnbpokemon:20200909095354p:plainなど

 かなり不利です。この並びはアギルダーのマッドショットによるすばやさダウンが効かない、またはすばやさを1段階落としてもイエッサンが遅い対面です。アギルダーであくびしてダイマックスしたエースを眠らせる、または交代させて裏のこちらのダイマックスを通していきます。相手がラムのみ持ちであればそのまま押し切られることが多く、ラムでなくてもイエッサンが処理されればこちらの先発が機能しなくなるので、ほぼ2対4のバトルを強いられ不利になります。ドラパルトはトゲキッスで有利を取れるのであまり問題はありませんが、エースバーンはアイアンヘッドを持っていた場合、トゲキッスにもドラパルトにもバンギラスにもドリュウズにも打点があるため、エースバーン自体がパーティとしてかなり重いです。

 

  • 最後に

 エースバーンが重いなどの欠陥がありましたが、アギルダーとイエッサンの相性がとてもよく、この構築を使ってポケモン対戦で初めて最終3桁(S9・842位)を達成できました。何より選出が固定されていたので使いやすく、楽しい構築でした。次のシーズンではイエッサンが使えないので使えませんが、またイエッサンがまた復帰したら使いたいと感じました。いつかカプテテフとの並びでも使ってみたいです。最後まで読んでくださった方はありがとうございました。